支援艦隊は実際に出撃する艦隊の攻撃の補佐をする艦隊のことです。
具体的に言うと、戦闘の砲雷撃戦の開始前に攻撃をしてくれます。
ですので支援艦隊を上手に使うことで、攻撃を受ける前にいくらかの敵艦を撃沈することも可能になるので、戦闘を有利に進めることが出来ます。
支援艦隊を送ることの出来る海域は限られている
支援艦隊は戦闘を有利に進める上で有効な手段の一つですが、全てのマップで使えるわけではありません。
支援艦隊を利用できるのは、通常海域では5面の南方海域のみとなっています。
また、その他に毎回の期間限定イベント海域でも支援艦隊を送ることが出来ます。
支援艦隊にはいくつかの種類がある
支援艦隊には道中の戦闘で支援してくれるものと、ボス戦のみで支援してくれるものの2種類があります。
また支援攻撃の方法は3種類あり、それぞれに特徴があります。
ちなみにいずれの場合も来るかどうかは一定確率で決まっているので必ず支援してくれるわけではありません。
多大な期待は禁物です。
それでは支援艦隊の送り方からそれぞれの種類まで、それぞれ詳しく解説していきます。
支援艦隊の送り方は?
支援艦隊は遠征メニューの南方海域から送ることが出来ます。
支援任務は二つあり、それぞれ下記の表のように対応しています。
遠征名 | 特徴 |
---|---|
33 前衛支援任務 | 道中戦闘の支援攻撃をする |
34 艦隊決戦支援任務 | ボス戦での支援攻撃をする |
また、期間限定イベント海域の支援任務は遠征メニューの画面一番下、それぞれの海域名の一番右に現れます。(もちろんイベント中のみ選択できます)
間違って南方海域の支援任務を選んでも、イベント海域には支援に来てくれないので注意です!
また、イベント用の支援艦隊の遠征も二つあり、それぞれ、
・前衛支援任務
⇒道中支援
・艦隊決戦支援任務
⇒ボス戦支援
となっています。
支援艦隊はひっそりと帰ってくる
通常の遠征では、艦隊が遠征から帰ってきたら必ず成功か失敗の判定が母港の画面上で表示されますよね。
けれど支援艦隊任務は成功・失敗の判定がありません。
ですので支援艦隊が帰ってきても特に画面上に帰還の旨の表示がされず、ひっそりと母港に帰還しています。
また、支援艦隊任務は遠征中止命令が出せません。
支援艦隊を帰還させるには、
1、遠征時間が0になるのを待つ
2、支援を出した海域に本艦隊を出撃させて帰還する
のどちらかしかないので、どうしても帰還させたい場合は上記のどちらかの方法を使う必要があります。
ただし支援艦隊が戦闘で実際に支援参加してくれたかどうかに関わらず、燃料と弾薬は消費します。
支援攻撃の種類
支援攻撃の種類は以下の3パターンあり、支援艦隊の編成によってどの攻撃になるか決まります。
攻撃の種類 | 支援艦隊の編成 | 特徴 |
---|---|---|
支援射撃 | 下記2つの編成を満たさない編成全て (例えば駆逐×2・軽空母×2など) | 弾薬消費80% 最も一般的な支援攻撃 敵を最も撃沈させやすい攻撃 |
航空支援 | 正規空母・軽空母・装甲空母・水上機母艦・揚陸艦が計3隻以上 | 弾薬消費40% 敵HPを削るのに向いている ボーキサイトを消費する |
支援長距離雷撃 | 軽巡・雷巡・駆逐が計4隻以上 | 弾薬消費80% ほとんどダメージを与えられない 現状、使用シーンは無い |
※いずれの場合も編成には駆逐艦2隻以上が必須
現状、戦闘に有用なのは支援射撃と航空支援のみで、支援長距離雷撃は役に立ちません。(支援長距離雷撃はちょっとのダメージは与えられますが、良くて十数ダメージを数隻に与えるくらいです)
支援攻撃は支援艦隊の旗艦をキラキラ状態にすることでその発生率を上げることが出来ます。
私が試したときは、旗艦をキラ付けするとボス戦では毎回来てくれるようになりました。
ただ、道中支援の場合は支援確率は上がりましたが、2回連続で平気で来てくれないこともあったりしたので支援確率が100%になるわけではないことに注意です。
どちらにしても、支援は発動してくれるに越したことはないので、支援艦隊を送るときは旗艦をキラ付けしてからの方が良いと思います。
支援射撃について
お奨め編成
○駆逐×2・軽空母×2、または駆逐×2・軽空母×2・戦艦×2
支援射撃は高いダメージを与えやすいので、最も使用することになる支援攻撃です。
駆逐×2・軽空母×2のみでも装備をしっかりすれば十分な効果を期待できます。
この編成で力不足の場合はさらに戦艦×2を加えると良いでしょう。
ビジュアルとしては、画面左上辺りから黒い砲弾が降りそそぎます。(静止画で見るとゴマみたいですが(笑))
支援射撃はこういう時に使おう!
・とりあえず砲撃戦前に敵艦の数を減らしたい時
→1体に与えるダメージが大きいので、敵を撃沈しやすい
特徴
・支援射撃の攻撃力は砲撃戦の攻撃力に依存する
・支援射撃の命中率も艦娘の命中に依存する
・敵との位置関係や陣形の影響を受ける
→例えば、T時不利だとやはり攻撃力は60%まで落ちますし、複縦陣を選んだのであれば攻撃力はやはり多少落ちます。
お奨め装備
上記の特徴で述べた攻撃力と命中に気を配りながら装備を整えましょう。
箇条書きをすると、
・駆逐艦・戦艦はなるべく火力の高い主砲を装備させる
・軽空母は艦爆もしくは艦攻を装備させる
・命中を上げるために1個以上電探を装備させる
以下でそれぞれについて詳しく解説します。
なお、攻撃力の計算式は理解しやすいように載せているだけで、特に覚えなくても問題ないです。
○空母以外の攻撃力
空母以外の攻撃力は、
(砲撃戦の攻撃力)=(艦娘の火力)+5
で計算されます。
つまり、空母以外の場合(駆逐艦と戦艦)は火力の高い主砲を積むことで支援攻撃の攻撃力を上げることができます。
艦種 | おすすめ装備 | 補足 |
---|---|---|
駆逐艦 | 12.7cm連装砲、10cm連装高角砲 | |
戦艦 | 41cm連装砲、46cm三連装砲 | 大和型以外は46cm三連装砲の装備は2個まで |
上表のおすすめ装備は開発で作成できるもの中で強い装備を挙げています。
もしお持ちならもっと火力の高い装備にしてももちろん良いです!
大和型以外の戦艦に46cm三連装砲を載せるときは、命中率の低下を避けるために装備数は2つまでにしましょう。
なぜかというと、艦これには「艦隊に対して大型で過重量の主砲系装備を多数搭載した際は」命中率が落ちるというルールがあるからです。
史実で46cm三連装砲を装備していたのは大和型しかいなかったのです。
○空母の攻撃力
空母の攻撃力は、
(砲撃戦の攻撃力)=(1.5×火力)+(1.5×雷装)+(2.0×爆装)
で計算されます。(搭載数は影響しません)
つまり爆装のみ2倍で攻撃力に反映されるので、そこも加味して装備を選ぶ必要があります。
以下に支援射撃威力の高い艦載機を上げます。(こちらも開発できるもののみ挙げますが、もっと良い装備を持っていればもちろんそれを使いましょう!)
順位 | 装備名 | 支援射撃攻撃力 |
---|---|---|
1 | 彗星一二型甲 | 20 |
2 | 流星改 | 19 |
3 | 彗星 | 16 |
4 | 流星 | 15 |
○命中
命中を上げるために、各艦娘に1個以上の電探を装備させましょう。
基本的には1個で良いと思いますが、下位の電探しか無い場合は2個装備させるのも良いかもしれません。(ただし火力はもちろん落ちるので、上手なバランスを探しましょう。
艦種 | 装備名 | 命中 |
---|---|---|
駆逐艦 | 33号対水上電探 | 5 |
22号対水上電探 | 3 | |
13号対空電探 | 2 | |
戦艦・空母 | 32号対水上電探 | 8 |
33号対水上電探 | 5 | |
14号対空電探 | 4 | |
22号対水上電探 | 3 | |
21号対空電探 | 2 | |
13号対空電探 | 2 |
航空支援について
お奨め編成
○駆逐×2・空母系×3、駆逐×2・空母系×4
航空支援は上手に活用すれば有効な手段ですが、特に考えも無く使ってみると全然ダメージを与えられなかったなんてことになる可能性もある支援攻撃です。
特にイベント海域でのボスHPゲージ削りに向いています。(というか個人的には、それ以外は全て支援射撃の方が有効だと思いますので、使い道はこれくらいです)
画面上では敵味方から艦載機が飛び交い、味方艦が敵艦に雷撃および爆撃をするようなビジュアルです。
航空支援はこういう時に使おう!
・イベント海域でボスHPゲージを削りたい時
→撃沈には向いていない支援攻撃だが、少しづつ確実にダメージを与えるのに長けている為。
特徴
・航空支援の攻撃力は艦載機の種類・搭載数が関係してくる
・航空支援の命中率は艦娘の命中に依存する
・艦載機が打ち落とされ時はボーキサイトを消費する
・敵との位置関係や陣形の影響は受けない
お奨め装備
上記特徴を元に考えると、搭載数の多いスロットに艦攻または艦爆、数スロットには艦戦を載せて敵艦載機を迎撃するのが良いです。
つまり、
・基本的にはなるべく上位の艦攻を積んで少しでもダメージ量を増やす→搭載数が46以外のスロットだと、艦爆の場合そもそもカスダメにしかならない可能性もある為
・各艦娘に1個づつほど艦戦を積む
→支援艦隊の艦載機が打ち落とされるのをある程度防ぐ為
ちなみに命中については元々がそれほど高くない支援攻撃なのでいっそのこと忘れて、なるべく攻撃力を高くすることに重点を置いたほうが良いかなと思います。(通常の航空戦と同様に多段攻撃なので、艦攻or艦爆を積んだスロット分の攻撃回数がある為、攻撃回数で命中はカバーできますしね)
それでは以下で詳しく解説していきます。
なお、攻撃力の計算式は理解しやすいように載せているだけなので、特に覚えなくても問題は全くないです。
○攻撃力
航空支援の攻撃力は、
(航空支援の攻撃力)=(艦載機種別倍率)×(雷装or爆装×√搭載数)
で計算されます。
つまり上位の艦攻か艦爆を搭載数の多いスロットに装備させるほど高い攻撃力に期待できるということです。
なお、艦載機種別倍率は下記の表のように決められています。
艦載機 | 種別倍率 | 備考 |
---|---|---|
艦爆 | 100% | |
艦攻 | 80%or150% | 1:1でどちらかが選択される |
つまり、上位の艦攻を装備して150%の倍率が選ばれればより高いダメージを与えられます。
艦爆は倍率が100%で安定はしていますが、例えば爆装が13の彗星(江草隊)を加賀の搭載数46のスロットに積んだとしても88の攻撃力です。
これでは場合によっては駆逐艦の撃沈もあと一歩で及ばない可能性もあります。
ですので、150%の倍率狙いで艦攻を積んで撃沈を狙ったほうが良いということになります。
支援長距離雷撃について
これについてはダメージ量・命中率共に低く、まともに使えるものではないので現状使用するシーンはありません。
ですので説明は省きます。
wikiによると水雷戦隊での支援射撃を制限する為にあるそうです。
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